愛媛出身の女性アーティスト。音大在学時よりコンピュータを用いた現代音楽作品を創作。2007年には、flauよりデビューアルバム『Mirror Flake』を発表。アルバムの楽曲が、東京モーターショーやキヤノンのウェブサイト、映画の挿入歌として使用され、話題を呼ぶ。ボーカリストとしても参加アルバムが多数リリースされており、aus では SonarSound Tokyo、De La FANTASIA、SUMMER SONIC に出演。2009年には、オーストラリアツアーやデンマークの SPOT FESTIVAL に出演するなど、海外でのライブパフォーマンスも行い好評を博す。一昨年大ヒットを記録した中島哲也監督の映画『告白』のサウンドトラックに新録曲2曲を提供、作曲家としても幅を広げ、昨年8月には『Mirror Flake』のリマスター盤(Ametsub、Geskia、Tyme.によるリミックスを追加収録)を、9月には4年ぶりとなる新作『Your Thorn』をリリース。リスナーに留まらず、さまざまなアーティストからも高い評価を得る。また、学生のころに傾倒していたノイズセットも復活させており、更なる活動の展開が期待される。
電子音楽、商業音楽、現代音楽の狭間で独自の音楽を模索し続ける音楽家。 Nirvanaに衝撃を受け、高校時代バンド活動を開始。作曲を始める。大学に進学後J.S.Bach/C.Debussyなどクラシック音楽に興味を持ち、音楽理論(和声/対位法/管弦楽法など)を修め、その流れからG.ligeti/Morton.Feldman/Luc.Ferrariなどに傾倒して行き、現代音楽の作曲を行うようになる。しかし、より自由で刺激的な場所を求め、2007年よりSokif 名義にて電子音楽の制作を始め、 同年、ヨーロッパのレーベルSound From Nowhere(lux)よりEPをリリースする。その後、ヨーロッパ(ルクセンブルグ、スペイン)でのライブを行う。その制作活動は、Web、CM、劇判などにも及んでいる。また、甲田益也子(dip in the pool)、甲斐田祐輔(映画監督)、Numb(音楽家/Revirth主宰)等と共に開催した、 朗読舞台&映像&音楽によるイベント『a day in the life(春の航海前夜)(2011年2月27日@Vacant )』で、 音楽と演奏を担当し、その楽曲を再構成し、 「人生の断片を8つの音で表現した美しく、そして聴く程に深部を揺らす音物語」 “A life in the exist”を2011年9月にリリース。